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京都の旅①

人生には楽園が必要

私の楽園は、ここ日本だとおもっているので、国内の旅はおおいに楽しめる。

特に京都は何回訪れても飽きない。

昨今のオーバーツーリズムは少々うんざりするが、それでも京都へ行きたくなる。

「四条通をゆっくりと…背中まるめて歩いて」

「青春色の京都の町をじっとじっと見つめて」

そんな意欲が数年ごとにやってくる。

(かたつむり『北山杉』です)

 

 

 

さて、京都の文化は「水」とふか~い関係がある。

『京都なぞとき散歩』で著者柏井壽さんは次のように書いている。

「京都は水でできている。長く京都に暮らしているとそれを実感する機会が少なくありません。

京の名水として知られている井を訪ね、それを味わうことで京の町がくっきりと浮かび上がってくる」 

 

最初に訪れたのは京都でも最古参の社「上賀茂神社」。

上賀茂神社の手水者(てみずや)は神山湧水と名づけられた水が使われていて、京都の名水のひとつに数えられている。

境内で2本の川(御物忌川と御手洗川)が合流し、「ならの小川」になる。

写真はその「ならの小川」。百人一首の98番目に登場する。

「風そよぐならのおがわのゆうぐれは みそぎぞ夏のしるしなりける(藤原家隆)」

実はこの歌が上賀茂神社と結びつくとは全くしらなかった。

「ならの小川」は奈良にある小川かと単純に思っていた。

しかし、これはこれで間違いではなく、そういう解釈もできるのだそうだ。

(百人一首研究の第一人者吉海直人さんが著書のなかでそんなことを書いているのを見つけた。)