5月3日(土)・4日(日)・5日(祝日)の3日間、栃木市にある『山本有三ふるさと記念館』の前のスペースをお借りして臨時にテイクアウト用の珈琲店を出した。メニューはホットコーヒーとアイスコーヒーの2点のみ、アイスコーヒーは記念館の冷蔵庫を利用させていただくことで提供することができた。3日間、無難に終了することができたのは天候に恵まれたことと身内や友達の手伝いがあったからで深く感謝している。2日目はおじさん2人による営業だったこともあり、売り上げは伸びなかったが、楽しく過ごすことができたので十分満足している。
今回は初出店でもあり、いろいろと経験させていただいた。課題はたくさん。背伸びしたいけどいつもどおり自分のスタイルでやること、準備には十分な時間と、どうせ誰かを頼らないと満足にはできないなら最初から手伝ってくれる人と相談する時間も必要だったかな。また、コーヒーそのものもまだまだ工夫する必要があることを大いに感じた。
『山本有三ふるさと記念館』のすぐ近くに近竜寺というお寺がある。山本有三のお墓があり、訪れる人もよく見かける。そのお寺のすぐ側に「くろみや」というお蕎麦屋さんがあり、4日が暇だったおかげで大変おいしいおそばを食べることができた。有名でもあるので多くのお客様がきていたが、何よりも感動したのは店内に「日々研鑽」の言葉が大きく掲示されていたことである。
有名なお店ですでにたくさんのお客様が来ているようなお蕎麦屋さんでも「日々研鑽」という言葉を大事にしているんだ、俺らの「日々研鑽」なんか当たり前だよな。
がんばろう!
と確認できたことが一番の収穫だったかな。
なお、栃木市の施設や人たちとは少しばかり縁があり、何かとお世話になっている。この先お祭りなどでも出店できたらありがたい、そして、すこしは街のお役に立てるように蔵の街栃木のことやイベントなどを含めてときどき紹介できたらと考えている。